試合の流れとは 2012年5月8日

 巨人 7-7 DeNA 17412人 2012年5月8日 

 巨人というチームは、年に1~2回は序盤の大量リードを守りきれないという、ひどいゲームがある。私自身も、2010年の巨人‐阪神で、目の前でその屈辱的な負け試合を見た。

 そういう試合というのは、期待出来ない中継ぎ陣が、ボール先行のピッチングの時。ストライクが入らないと四球が多くなり、ランナーがたまり、大量失点という悪循環になる。そして、こういう時どうしても逆らえないのが"流れ"。本来ならば余裕を持って逃げ切らなければならないゲームなのに、気を引き締め直しても、流れには逆らえない。
 
 横浜も先発ピッチャーが失点のときの、ボール先行やストレートを投げる度胸がなかったり、キャッチャー鶴岡の盗塁を刺す送球が、小学生以下の悪送球と、こういうプレイならゲームの流れが巨人になり当然失点をする。

 一方巨人も、福田のボール先行や、阿部の落球などをするからゲームの流れが横浜に行き、失点をする。当たり前のことだけど、こういうプレイをしていては"流れ"には、逆らえない。阿部のエラーもゲームの流れからのエラーだと思う。

 そもそもゲームの流れの "流れ" とは何か?。それは、選手、監督、場内のファンなど、その現場にいる人達の "みんなの思い" なのだ。場内のファン17412人 みんなが、「あぁやられる」と思ったら、そうなってしまう。みんなが「点が取れそうだ」と、本気で思っていたら点が入ってしまう。そういうものなのだ。そういう思いが強ければ強いほど、流れは強くなる。

 9回の裏のDeNAの攻撃で、場内のファンみんなが「なんだか巨人は追いつかれるな」、「横浜いけるぞ」とほぼ断定的な思いが本気だったから、そして強かったから同点劇になったんだと思う。阿部の落球のシーンも場内のほとんどの巨人ファンは、フライが揚がった瞬間「よっしゃ終わった」と、本気で勝利を確信していなかったと思う。心の隅でも「まさか、ここでエラーしないよな、ちゃんと取れよ」と不安に思っていたのではないか。それがあのエラーを引き寄せたと思う。

 流れとは、みんなの気持ちなのだから、1つのプレーが試合の流れを引き寄せたり、失うことを猛省し、ファンの心を大切にして欲しい。