家系図調査講義 第4章:戸籍・除籍謄本・改正前戸籍の調べ方(郵送)

自分の戸籍や、先代の戸籍が地方である場合、郵便で取り寄せます。必要なものは以下の5つです。基本的な取り寄せ方法は、地元の場合と一緒ですが、郵送の場合は大事な点、注意したい点がありますので、そのことについて例文を踏まえてお話します。必要な物は、


  1. 申請書の用紙(インターネットで事前にダウンロードします)

  2. 請求文

  3. 定額小為替(お支払い分)

  4. 返信用封筒

  5. 自分の戸籍


申請書は、取得する市町村の役所のホームページから除籍謄本の取り寄せの書類をダウンロードし、印刷し、記入します。例えば、東京在住で取り寄せたい役所が東北地方だったらその役所のホームページにアクセスして取得します。記入はどこでも共通です。ここで、筆頭者が祖父、高祖父と名前が分かっていれば、その人数分書きます。

請求文というのは、ここでは、挨拶文と考えればよいでしょう。申請書だけでなく、こういう理由で請求しますという説明書です。ここに例文を載せておきます。

○○市役所
住民課 御中

あなたの住所


戸籍関係の書類の請求について


拝啓 貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

私、○○と申しまして、戸籍関係を請求したく、申請書を送付致しました。下記の書類を送付いたしましたので、ご確認のお願い申し上げます。
現在、過去帳の整理を行っており、先代まで辿れる(たどれる)だけ辿ってほしいと存じます。そのため、料金や確認事項があるため、お電話でのご連絡をお願いします。よろしくお願い致します。


1.申請書                      1通
2.私の戸籍の写しと続柄の関係        1通
3.身分証明書(住民票の写し)         1通
4.定額小為替                   5000円分
5.返信用封筒(B5サイズ)

以上5点


ご要望事項


1.先代まで辿れるだけ、辿ってほしい点。
2.1について、可能性があるかどうかご確認をとりたいので、お電話でのご連絡の点。

敬具


というように書きます。

ここでのポイントは、すこし厚かましい文面にする点。相手は役人ですから適当に仕事される可能性があり、はっきりと意思表示をしなければなりません。そして、一度電話にて連絡を下さいという点。この狙いは2つあり、担当者の名前を聞き出すことで後に問題が生じた場合クレームを出せる点と、「先代を辿れるだけ辿れ」を強調したいためです。そして、料金や、不備が無いかを再確認し、遅れのないようにすることがポイントです。

そのお支払方法は「定額小為替」のみで支払います。定額小為替は郵便局で買います。まぁ小切手みたいなものです。

現金小為替は、切手みたいなもので、現金と両替が出来る証書です。普通郵便で現金を送るには現金書留で送る必要がありますが、この定額小為替で送ると、80円郵便で現金を送るのと同じ意味を持ちます。例えば、役所で戸籍を取得する方法は、1通750円ですが、お支払いは現金だけでなく、この定額小為替で支払うことも出来ます。もちろん現金と額面と同額に両替が出来るわけですから、現金→定額小為替、定額小為替→現金と戻すことが出来ます。

ただ、一枚購入するのに手数料を取り、またその金額が高いのがネックなのです。

定額小為替は、50円、100円、500円などがありますが、1枚100円の手数料かかります。つまり、100円切手を10枚買うと、お支払いは2000円ですが、50円小為替を10枚買うと1500円必要です。しかも、その内の1000円が手数料です。
そして、手数料がかかります。だいたい1通750円なので辿れるだけ辿ってくださいと備考欄に記入し、だいたい最大5通から8通くらいだから5000円から6000円分の料金で済みます。

現金小為替は郵便局で取り扱っています。

返信用封筒は大きい方がいいです。出来ればA4昔の戸籍はサイズがB4サイズですので、小さいと入りきれません。

自分の戸籍は、請求する方との続柄を証明するためです。例えば祖父の戸籍を請求するには、自分と父、父と祖父というように、自分と父の戸籍が必要です。要は直系でないと請求出来ませんので、「直系であるよ」と、証明する必要があるのです。

最後に、ポイントをまとめると


  1. 厚かましく

  2. はっきりと

  3. 電話をよこせ


と、いうことです。

戸籍関係を請求して、多く揃いましたら、早速整理してみましょう。ある程度まとまった家系図になりそれぞれ続柄の関係も判明したと思います。本籍地や氏名と続柄の関係など、新たな事実が分かってくると思います。特に本籍地は重要です。明治、大正時代では交通が発達していませんから、そんなに遠くには本籍地は変わらないと考えます。つまり一番先代の本籍地が現地調査に向けての活動拠点になると思います。

その現地調査への目的はなにか。それは過去帳を探すことです。過去帳のある場所は、一番先代の祖先が永眠しているお墓にあります。ですのでそのお寺(お墓)を探すことが次の目標になります。もし、それがわかっているのならば、そのお寺にお布施とともに過去帳の写しを下さいをお願いしましょう。このことは、第6章で詳しく書きます。もし、分からない場合は次の私の体験記をご参考にしてください。では、現地調査に向けて準備しましょう。

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